去年に続き……のリストです。数があるので前後編で記事を分割します。
もっと積極的にアクセスしてるHoneyWorksとかは除外しています。
01.何でも言うことを聞いてくれるアカネチャン / GYARI
もはやSNSオタク世代で知らん人は居ないだろう、というほどに大ヒットした曲。お得意のポップなジャズアレンジを、しかし5分ほどと短い曲にした途端に、大爆発した感じでしたね。(厳密にはVoiceloidで、Vocaloidは使用されていない)
02.UFO (Synth Rock Cover) / Omoi
実は、言うほどアレンジは工夫されていなくて、要は阿久悠と都倉俊一が、当時どれだけ過激な曲を発表していたのかがまざまざと浮き彫りになる名カヴァー。
03.ダンスロボットダンス / ナユタン星人
今年ボカロを聴く機会がめっちゃ増えたのは、VTuberのカヴァーやMADから知る機会が多かったから。これはVTuberのMADでは定番といえる“課題曲”で、本当にあちこちで見た。抜群のメロディラインと楽器数の少ないパンクバンド感が気持ちいい曲。ちゃんと生演奏のライブでも聴いてみたい。
04.アウルソング / Islet
05.ひとりがち / ろくろ
06.ハロ/ハワユ / ナノウ
かなり昔の曲らしいのですが、ただ単純に素晴らしい……。吐き出すような言葉たちが、柔らかで内省的なアレンジとも相まって、独特の世界を作り上げている。あぁぁ……わかるわぁ……って……<サンキュー 一度だけでも良いから/心の底から大泣きしながら ありがとうって言いたいの>。
作者のナノウは、後にCIVILIANというバンドを結成し2016年にメジャーデビュー。シングルのc/wで、自らのヴォーカルでこの曲を再カヴァーしている。いまから聴くなら、やっぱりこっちのほうがいいかな。
07.鳳仙花 / 黒澤まどか
08.だんだん早くなる / 40mP
遊び心たっぷりな曲作りもだし、メッセージがシンプルでカラッとしているのがいい。わたしが推しまくってるVTuberグループのアイドル部で、アカペラ風にアレンジして歌ってたのもめちゃめちゃ良かった。
09.ゆるふわ樹海ガール / 石風呂
自分の中にいる小さな女子高生が、こういう歌詞が大好きなんじゃァ~って声を上げていたので。
10.アストロノーツ / 椎名もた(ぽわぽわP)
アイドル部の神楽すずが弾き語ってて知り、すごく惹き込まれた曲。めちゃめちゃ有名なやつらしいのですが……。轟音のアレンジ、熾烈な歌詞。「この世界のダイブさせてしまう」タイプの、八方塞がりで完璧に閉じた世界にただただ圧倒された。耳を塞いで、そちらを見ないようにして、ああああああ!!!って叫びながら、それでも歩き出すということ。「アストロノーツ」というタイトルもいいですね。