★★★★☆
筆者も指摘している通り、1巻とはかなり内容が異なりつつある(笑)けれど、ちゃんと「よそじのメシ事情」だし、何よりどのお話もゲラゲラ笑えて、あたたかい。
そう、「あたたかい」のがいいのだ! 別々の人間の、その違いをこんなに楽しめてることがめちゃめちゃ羨ましくて、やさしくて。落語のような人情話にまで昇華されてる「ピーナツバター」は白眉で、コレいいなぁ〜と思ってたらTwitterでちゃんとバズっててさすがだなと思った。地に足のついた平凡な日常でも、抜群の観察眼と探究心を失わないコサカ・ポップの穏やかな新境地。