Wi-Fi飛んでる? 神さまって信じてる?

音楽・マンガ・映画・その他 いろいろ感想をメモしておくブログです。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019(8月12日、5日目)

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なかなかメンツが良かったので、弟を誘って久々にロックフェスへ行ってきた。ロッキン参戦は「2008」以来なので、実に11年ぶりのひたちなかになる。その時は一人で、初めてバンプのライブを生で見た日だった。

(今回は写真が多いので「続きを読む」からどうぞ)

 

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ところでロッキン、新宿からシャトルバスに乗れば(15分も並ばずに乗車出来た)そのまま会場駐車場まで直行できて、車内も快適だったし会場も歩きやすいし、食べ物の屋台も含めて全ての物販で電子マネーが使えて(サイフを1回も取り出さなかった)、アプリを入れればタイムテーブルも良いUIで管理できて現在地も解って、終演後もスムーズに帰れたし改めて「楽ちん」なフェスだなと思った。ゆとり世代のための存在だな…(ありがたい)。

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ただ、失敗したのがグッズだった。弟はよく調べていてグッズの事前予約(会場では引き取るだけ)をしてたらしく、僕はめっちゃ並んだのに欲しかったTシャツ1枚も買えず、スピッツの物販に遅れて並んだらほとんど全部が既に完売していた。ここだけは完全に大失敗だった……。

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東京カランコロン(11:10〜、WING TENT)

東京カランコロン01』に大ハマりして以来、ずっとライブで見たかったバンドだった。「トーキョーダイブ」だけは聴きたかったのにまさかやらなかったのはビックリしたが(定番になっているものかと……)、実はまだCDでも聴いていないメジャー期の楽曲をいっぱい聴けて別の意味で収穫になった。特にド頭の「笑うドッペルゲンガー」は狂ってて大好きになった。新曲も(特に「リトルミスサンシャイン」が)とても良かった。きっとまた聴きに行くだろう。

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東京スカパラダイスオーケストラ(13:00〜、GRASS STAGE)

東京カランコロンでちょっとフィーバーしすぎてグッタリしてしまい、ご飯食べつつ、炎天下にまで戻る元気がなくてハングリーフィールドの木陰からスカパラを聴いていた。こんな体力だったかなぁ。11年前だったら全然平気だったと思う。あかんな……(まだ31だぞ)。

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エレファントカシマシ(14:15〜、GRASS STAGE)

この日のベストアクト。ぶっちゃけ一番好きなアルバムが『STARTING OVER』で、「全曲メインディッシュで食べにくい」エレカシがあんま好きじゃないのでどうしようかなって思ってたら何とキーボードに蔦谷好位置が来ていて、「ハナウタ」に「桜の花〜」に「笑顔の未来へ」に「俺たちの明日」に……あの頃ぼくが大好きだったナンバーを次々に披露してくれるとんでもないライブになっていた。序盤ちょっと調子悪そうだった宮本の歌声がぐんぐん伸びていって、ユーミンの「翳りゆく部屋」のパフォーマンスは特に最高だった。何て歌が上手いんだ!!! もう大当たり。あまりに選曲の時期が偏っていたのでエレカシ狂の弟はどう思ったか判らないけれど、僕の好きなエレカシを存分に味わえた。ラスト2曲あたりで次を見るために移動。

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くるり(15:10〜、LAKE STAGE)

サウンドチェックでは「ソングライン」を丸々やってくれた。去年のアルバムから…というよりはベストヒット的セットリストで安定したライブパフォーマンス。たぶん生では初めて聴いた「琥珀色の街、上海蟹の朝」は気持ちいいグルーヴだったなぁ。「虹」が個人的にはサプライズで嬉しかった。

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ソウル・フラワー・ユニオン(15:50〜、WING TENT)

2011年のアラバキで、大大大号泣しながら拳を振り上げてライブ見て(あんなに泣いたライブは後にも先にもないな)翌日筋肉痛になって、それ以来のSFUのライブ。くるりが長引いたので途中から。やっぱりだいぶ疲れちゃったので、後ろで座りながらゆったりと聞いた。あの時夢中になって聴いたときとは、だいぶ形が変わって、でもそれが自分の中のいい変化にも感じられて、心地良かったな。「満月の夕」は座って聴くととてもいいね。こうやってのんびり音楽を楽しめるのも、野外フェスのいいところ。

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スピッツ(16:45〜、GRASS STAGE)

ステージのかなり手前から、もう前に進めなくなるほどの大混雑。ただ自分の周囲はライトファンが多かったみたいで「海とピンク」はおろか「8823」でもぽかんとしてる感じだったかな。「運命の人」を聴けたのが嬉しかった。ハード系の選曲でも「メモリーズ・カスタム」に「トンガリ`95」とマイフェイバリットが続いてラッキー。そして何と言っても今年のカバー枠が「前前前世」だったこと!! イントロの1音を聴いた瞬間から「ウソ!!ウソぉ!!」って思わず叫んでしまった。完全にスピッツの曲になってたし、草野マサムネの歌詞に聞こえたし、バンドアンサンブルの安定感と躍動感と「青臭さ」(これだよ!!)があまりにも瑞々しくて泣きそうなくらい最高だった。とんでもないバンドだ。何であの曲は4分チョイしかないんだ。いつまでも聴いていたかった。スピッツ的にはアレかもだけど間違いなくこの日の全アーティスト通じたベストパフォーマンス。もう1回聴けるなら別のライブだって行っちゃうかも。マジで良かった。ああ…………。(ちなみに[Originl ver.]だった。わかってんな〜〜〜!!!)

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フジファブリック(17:30〜、PARK STAGE)

スピッツ終わりだったので後半から。ギュウギュウだったのでかなり遠くで聴いた。実は最近の曲あまり知らなかったけれど「LIFE」も「東京」も良いパフォーマンスだった。そして最後に、何といっても「若者のすべて」を演奏してくれたこと。歌い終わって、花火が打ち上がって……これ以上のフェスの終わり方が果たしてあるだろうか? 終演後、ほとんど沈みかけていた夕陽に空が染められていくのがあまりにも綺麗だった。放心状態になるくらいの体験だった。

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これだけの「豪華メンツ」でありながら、この日のチケットはけっこう最後まで残っていたらしく、やっぱちょっと「このあたり」のバンドのファンが高齢化してるのかなとは感じた。快適でいいフェスでしたよ。元フェスっ子、カムバック。

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東京カランコロン
M1 笑うドッペルゲンガー
M2 リトルミスサンシャイン
M3 ビビディバビディ
M4 恋のマシンガン
M5 16のbeat
M6 BluesDriver

東京スカパラダイスオーケストラ
M1 DOWN BEAT STOMP
M2 スキャラバン
M3 Glorious
M4 Paradise Has No Border
M5 銀河と迷路
M6 流れゆく世界の中で feat.キヨサク(MONGOL800)
M7 SKA ME CRAZY
M8 美しく燃える森 feat.奥田民生
M9 遊戯みたいにGO
M10 ペドラーズ

エレファントカシマシ
M1 ズレてる方がいい
M2 悲しみの果て
M3 デーデ
M4 ハナウタ~遠い昔からの物語~
M5 翳りゆく部屋
M6 桜の花、舞い上がる道を
M7 笑顔の未来へ
M8 俺たちの明日
M9 今宵の月のように
M10 ファイティングマン

くるり
SC ソングライン
M1 Tokyo OP
M2 琥珀色の街、上海蟹の朝
M3 everybody feels the same
M4 ばらの花
M5 虹
M6 ブレーメン
M7 東京

ソウル・フラワー・ユニオン
M1 この地上を愛で埋めろ
M2 風の市
M3 満月の夕
M4 こたつ内紛争
M5 ソウル・サバイバーの逆襲
M6 海行かば 山行かば 踊るかばね

スピッツ
M1 海とピンク
M2 運命の人
M3 メモリーズ・カスタム
M4 コメット
M5 空も飛べるはず
M6 前前前世 [Original Ver.]
M7 優しいあの子
M8 トンガリ'95
M9 8823
M10 涙がキラリ☆

フジファブリック
M1 STAR
M2 Sugar!!
M3 虹
M4 手紙
M5 LIFE
M6 カンヌの休日
M7 東京
M8 若者のすべて