柳本光晴『響〜小説家になる方法〜』11〜12

★★★

なんかちょっとづつ推力が落ちている気がするシリーズ。響のバイト編は面白かったけれど、ならもうちょっと柴田を掘り下げて欲しかった感じもするし、漫画家とはある種の知恵合戦になったほうが楽しかっただろうし（暴力設定はそのままでよくて）、途中からは響不在で進んでいくのであんまり、おもしろポイントがなかったかな。でも、このあたりはタメの巻なのかもしれない。また驚かせ、シビれさせて欲しい。