※とても(愛が)重たいので「続きを読む」からどうぞ。
順位付けは2019年末時点フィーリングです。順位なんてナンセンスだよね。
ここからは、20位から11位です。
「Wi-Fi飛んでる?神さまって信じてる?」が選ぶマイベストアニメーション映画&TVシリーズ50(2020年)
20位→11位
20位 氷菓
地方都市の四季を描き切った素晴らしいグラフィック。そして「思春期の痛み」を描き出した巧みな演出とストーリー。誰にでも勧められる、日本テレビアニメの最高水準。
19位 天気の子
2020年代の「わたしたち」を予言し、定義し、そして導く、「さあ!ここから始めるぞ!」と炎と共に旗を掲げる新海誠の最高傑作。アニメーションを越え、カルチャーの最前線にまで躍り出た最重要作品。
18位 銀河鉄道の夜
いったい何度、まるで子守唄のように、この映画のことを遠い記憶のように思い返したことだろう。やわらかなグラフィックと神秘的な雰囲気に導かれる、永久不滅の古典。
17位 この世界の片隅に
漫画原作の“完璧な”アニメーション化!そのためにアニメーションという一種の文法すら解体・再構築された唯一無二の大作。そして狂気すら感じられる、壮絶なまでの、フィルムに焼き込まれた情熱。
16位 千と千尋の神隠し
いまさら説明が必要か?
15位 海獣の子供
31年間生きてきて、いちばん好きな絵。ふるえるグラフィック、キャラクターの瞳、詩を詠むようなダイアローグ、そしてキューブリックを超えた……神話のようなラスト30分間。日本アニメーション100年間の総決算。
14位 マイマイ新子と千年の魔法
アニメーションとはイマジネーションの芸術であり、過酷な現実に若い心が立ち向かうための小さな武器である。ある意味宮崎駿も高畑勲も越えてしまった、千年をワープする魔法のフィルム。
13位 四月は君の嘘
圧倒的な技術・演出・そしてクオリティで作り出された演奏シーン。そして鑑賞者を圧倒する、せつなく厳しくあたたかなストーリー。2010年代を代表する青春アニメの最高峰!
12位 映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
「クレヨンしんちゃん」という作品すら塗り替えた圧倒的なアイデア、テーマ、そして強烈な、永久不滅のメッセージ。「子どもの作品で大人が泣く」流れを作り出した日本アニメーション界の転換点。
11位 とらドラ!
「よくあるラノベのアニメ化」のはずだった作品は、気がついてみれば1985年〜90年前後生まれの人々にとって金字塔となった。美少女アニメが「女性」を開放し、その激情を真っすぐに描き切った、傷だらけの大傑作。