★★★☆
ヤバTのファーストアルバム。何気にもう3年以上前の作品になるのか……。
2→3→1と聴いてしまったので、さすがに1曲1曲の完成度とかは後のアルバムのほうがいいなと感じてしまうけれど、クソしょーもない切り口から歌詞を書いてパンクサウンドで叩きつける、背伸びをしないプリミティブなところはやっぱり荒削りの良さがある。ただ迎合するだけじゃなくて、皮肉のセンスがきちんとある(これもホントは後のアルバムのほうがさらに磨かれているけれど)のがおそらくフックなんだろうな。1曲目の「We love Tank-top」はまったく人を食っていて最高でしたね。
しかし、この1枚だけだったら「マァ僕はいいか」で自分は終わっていた可能性もあると思うと、継続的にバンドを追ってくってやっぱ大事だなと……。