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最後の4ページがすばらしすぎて声が出た。ぐう! こんな綺麗なタイトル回収やられたら……もう笑っちゃうしかないよな。ぐう。
前作からのプレッシャーもあったと思うのですが、よくぞ、という最高到達点にまでゆっくりしっかり登り詰めた、読んでいて最終話の気配に高揚する感じってあるにはあるけどこんな静かな作品で、だなんて。間違いなく2020年のハイライト。
こちらが打ちのめされるくらいの圧倒的な才能だった。もはや悔しい気持ちすら沸かない。そんな雑音を右手に、約束を左手に、明日も筆を握るぞ。