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とにかく話題になったのは、この製作陣！ ASA-CHANG&巡礼、大槻ケンヂ、MONACA、IOSYS、TAKUYA、堀込泰行、長谷川白紙、そしていとうせいこう……！ ここまで突き抜けたならもう、言うことなし。正にサブカル日本代表、オリンピック派遣チームのようなメンバーだ。
うわ～～サブカル〜〜！！って感じの「それゆけ！学級委員長」や電波ソング「みとらじギャラクティカ」、アイドル×シティポップで売れ線を狙いに狙いまくった「ウラノミト」、そして「光る地図」も「浮遊感UFO」も中毒性ばつぐん！ 驚きは「NOWを」で、めちゃめちゃいとうせいこうのフロウでしかないラップを、腹から声出して一生懸命ついていく月ノ美兎のヴォーカル・パフォーマンスたるや!! そう、以前からこのブログでも書いているけれど、そもそも呆れちゃうくらい歌が上手いんですよ、月ノ美兎……。持って生まれたヴォーカルの魅力も勿論だけれど、何より楽曲への、そして音楽への理解度・解像度の高さというか……。だからこそ、この雑多なアルバムはアルバムとして成り立っているんですよね。腹が立つくらいの実力派ポップアイコン。最終的にはもう、どの曲が良かったというよりも、ただただその実力に、迸る才能に圧倒されてしまった。紛れもないスターだ……。
