Wi-Fi飛んでる? 神さまって信じてる?

音楽・マンガ・映画・その他 いろいろ感想をメモしておくブログです。

yonige「our time city」

★★★★★

あっ、このバンドやばい、って気づいたとき、昔の曲はできるだけちょっとづつ聴くようにしている。一気に聴いたら、もったいないからだ。

去年、ラジオでかかった「みたいなこと」で鮮烈にyonigeと出会って、ひとつ前のアルバム『HOUSE』(と「往生際」と「アボガド」)を聴いただけでガマンしてたけれど、ふいにこれを再生しちゃって、ああ、やっちまった、ってなった。ノックアウト!! もう、全部がツボ。全部が。ポップにかき鳴らされるギター、骨太でキャッチーなリフ、前のめりのビート、最高の歌メロ、そしてかっこよすぎるヴォーカル、小さな祈りをこめつつも鼓舞してゆくロックンロールな歌詞……!! やばあ。今年はyonigeの年になるかも。最高。もう何度でも言うわ。最高。「みたいなこと」もそうだったけれど、サビでひゅんと低くなるメロディラインがクセになるなぁ……(<our time city ぼくらは><何にもなれないだけれど>のところね)。こういう実写のMVに、歌詞を表示するものって最近増えてきたけれど、ほんとうに歌詞がよく聴こえる曲なら、そんなのなくてもぜんぜん伝わってくるな……。みんなひとりぼっちのこの街で、誰もが「どうしてわたしだけ!」って泣いていても、怖くはないよ、ぼくは1988だから。

これを1曲目に収録したEP「Neyagawa City Pop」は、なぜか配信にすら一切出てないので(この曲自体は配信限定コンピレーションで購入可→今見たら消えてました……)タワレコで速攻注文。Amazonではもうプレミア価格になっていた。