2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
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★★★☆ アイドルとかを全然いいと感じたことがなく、「頑張ってる人を見てると勇気がもらえる」というのもよくわからないけど、確かに八虎くんは応援したくなるな……。 講評会のトラウマ(「評価しなくていいよね?」とほぼ同じ経験をしたことがある)や、考え…
★★★★☆ スーさんをつなぎ止めるもの――が、あまりにもあいまいで、だからこそ一つ一つの、一歩一歩の日常が、はかなく、せつなく、まぶしいものとして描かれてゆく。次のページではすべてが壊れているかもしれない、その「まぶしさ」に、ひたすらハートを焼か…
★★★★☆ うおおおぉぉぉまさかのアイリッシュ・ダンスも登場!! 抑圧の歴史が身体表現の、そして文化という闘いの歴史とつながっている。それから比べたら枕草子なんて……って思っちゃうけれど、きっと血と闘いに塗れたヨーロッパの人たちには全く違う感銘を与え…
★★★★☆ ええ……めっちゃいいじゃん……。小さくてにぎやかな生活の中で、それぞれが抱いているものに触れながら、互いに気遣いながら、生きてゆく歩みをゆっくりと進めてゆく。 ゲイの葛藤にこんなに真っ直ぐ向き合った作品って意外と読んだことがなかったかもし…
★★★★☆ 名前が変わっているけど『海辺のエトランゼ』の続編になる。まぁ「既に話は終わっている」ので、ここから転がすのも大変だよなぁと思いつつ、この「大いなる蛇足」をゆったりと、まるで二人の間で流れている時間そのもののように、楽しみます。なんか…
★★★★ 前の巻に続き、息つく暇もない展開。最初はそうだと思っていなかったけれど、群像劇の様相を呈してきたのもすごく良いです。ただ、テンポが早いだけに「えっ……意外に早く話が終わっちゃうのでは……もっとゆっくり読ませて……」感も。これが週刊誌のスピー…
★★★☆ ebookjapanの無料キャンペーンで4巻まで読破。 久々にガッツリと少女マンガを読んだ気分。まだ序盤(4巻はそれなりに盛り上がる)なのでストーリーのハイライトは特になかったけれど、とにかく「先が気になる」感じを作り続けているのがうまくて、まん…
★★★★ いい!! キャラクターデザインもとても可愛くて上手いし、何より「照明」(マンガの場合「照明」って何て言えばいいんだろう)がめちゃめちゃ素晴らしくて、ある程度狭い空間(セット)の中で生きている登場人物たちの実在感というか、そういう映画的…
★★★☆ 『セブンデイズ』の宝井理人による人気作ーーと聞いて読んでるものの「作風結構違うんだなぁ」と思ったら『セブンデイズ』は原作・作画で分かれててこの作者さんは作画側だった……。『名探偵モンク』を彷彿とさせる潔癖性の主人公が、心療内科のカウンセ…
★★★★ ゆっっっっっっっくりとだけれど、だんだん物語の輪郭が見えてきた。自分でも無自覚なままに「自分」を見つけようともがく少女と、たまたま深く入り込んだゆえに「少女」と向き合い、成長してゆく「もうひとりの少女」。 わりとサッパリした画風ですが…
★★★☆ 表紙から……のいきなりの大仕掛けで早速ハートをぶち破られた。最高!! だったけれど一方で、同じ流れでハイテンションなギャグ(あるいはギャグでもない設定)をやられてしまうと、濃い目の絵柄も相まってちょっと胸焼けしてしまった。第五話「愛の逃…
★★★★ 『えりちゃんちはふつう』が素晴らしかったので同著作を購入。フィクションを読んでみたかったのだけど開いてみたらこちらも実録モノだった……。 すさまじい家庭環境を明るく笑い飛ばすオルタナティブっぷりにしびれた初読。「こんなのをファミリー誌に…
★★★★ もう、この……フェチと欲望を丼へ山盛りにしたような……この……(笑) でもこれがツボなんだよ僕の!! 萌え4コマとアダルトコミックの中間地点(+静けさ)。 この作品は特に、筆者のフェチズムがグッと前に出ている感じがしてドキドキしました。作者によっ…
★★★★★ 『ラブロマ』は大好きなマンガだったけれど、ラスト数話のまとめ方(最終話は大好き)はもう一歩だったかもと思ったことがあって。今思えば、その「足りなかったパーツ」は、きっと……。 最初っからハイテンションだったこの作品のハイライトは、間違い…
★★★★ 「蛇足」編。「そんなのあり!!?!??!???」って感じの前代未聞の第一話に始まり、やっぱりヤバいマンガにはヤバい読者しか集まらないんだな!!(褒め)って感じのアイデアばっかり作画されていて、ホントーーーにバカで世界一美味しい!!! 誰だよ小説版と…