2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★☆ 「夜明けと蛍」「ウミユリ海底譚」で知られるボカロP、n-bunaによる音楽ユニット……と言うよりは、数年前からノリに乗ってるヨルシカ、って説明したほうがきっといいのだろう。好きなボカロ曲のうちいくつかがn-bunaの作品だったので、いつか聴こう聴こ…
★★★★ 実はハチ名義も含めて初・米津アルバムでした。あ、どうも初めまして……。 冒頭3曲のファンキーなR&Bはどう聴けばいいかよくわからなくて通り過ぎてしまったけれど、それでもサウンドの緻密さ、完成度の高さ、そしてどこかダウナーで奇妙な雰囲気にいき…
★★★★☆ Orangestarの没トラック、デモ音源などをまとめた未発表作品集。久々のOrangestar&初の配信リリースということもあって、この手の作品としては珍しくチャート1位を獲得したらしい。 1〜2分のインストや、ワンヴァースしか出来ていないトラックばっ…
★★★☆ え? いいじゃんいいじゃん! 『GANG AGE』よりも前にリリースされていたep。YouTubeで聴ける範囲では圧倒的に好みが『GANG AGE』に集中してたけれど、聴き通すとこちらも十分にいい。EPとして、1曲目から5曲目までしっかり流れがあるのが特に良かった…
★★★★ 「常夜橙」を収録したPEOPLE 1のep。 「フロップニク」「東京」までは知ってる状態で聴いてみたんだけど、ちょっと意外だったというか、思った以上に……聴きやすかった。バンドサウンドではない、だけで、バンドのようなアンサンブルの楽しさがどの曲か…
★★★★ キズナアイの1st EP。 エレクトロ路線は継承しつつも、前作では少々鼻についてた「作られた感」から脱却し、いい意味でより面白い内容になっている。あ!あなたはそんな声の人だったんだ!って感じたくらいヴォーカリストとしてグッと個性が前に出た「A…
★★★☆ 富士葵のファーストアルバム。これも出たのが1年前……*1。 ときのそらのアルバムでも書いたけれど、富士葵もまた、「ルーツはオタクカルチャーとは全然違う所なんだろうな」と思わせられるVTuberシンガーの一人。一回聴けば「おおっ!」となる歌唱力は確…
★★★★☆ 輝夜月の1stアルバム。何だかんだで聴くのに1年かかってしまった……*1。 最初に聴いたときも衝撃だった「Beyond the Moon」、超轟音ラウドロック(ラウドポップロック?)の「Dirty Party」、エモさの塊のような「NEW ERA」やら、とにかくブッ飛んだす…
★★★☆ オーストラリアのロックバンド、Gang Of YouthsのEP。時系列ではファーストとセカンドの間になる。 『Go Farther in Lightness』よりはスロウな、美しいサウンドをスケール感たっぷりに展開させていくインディ・ロックっぽさの強い1枚。6分、7分と長い…
★★★☆ VTuberをヴォーカルに迎えたコンピレーションの第三弾。 「Vol.1」ではスターをずらりと揃えてエレクトロアレンジ、「Vol.2」では歌うまを揃えて00年代歌姫曲の豪華カラオケ、ときて、「Vol.3」はかなり振り切ったアイドル&ガールズポップのカヴァー集…
★★★★ サンボマスターのトリビュートアルバム。 1曲目のSUPER BEAVERから「これこれこれ!!」って感じの豪速球ストレートど真ん中が聴けて最高。そしておふざけ完全封印で“挑んだ”ヤバTの「光のロック」聴いてたら良すぎてなんか泣いちゃった……ずるい……。 必…
★★★★ HoneyWorksの3年ぶり、メジャー5枚目となるアルバム。2枚組、全24曲というフルボリュームだ。 一番大きな変化は、3年前はまだなかった「アイドル」のストーリーが入ってきたことだろう。10代の「ふつう」の少年少女たちの物語に、ステージの上で歌い踊…
★★★☆ 2020年に散発的にリリースされた配信限定シングルをまとめた5曲入りep。 こうしてまとめて聴いてみると、結構がらっとこれまでのRADとは違うなと感じさせられる。サウンドスケールの大きさとか、これまでよりさらに内省的でちょっと妄想的な内容(歌詞…
★★★☆ エレファントカシマシの……というイメージは、もはやこの2年間で世間では吹っ飛んでしまったかもしれない、それくらい野心的に活動し続けた、宮本浩次の初ソロアルバム。 エレカシは聴くけど「全曲メインディッシュで食べづらい」エレカシは個人的にそん…
★★★★ 弱冠23歳。間違いなく2020年代最初の天才、藤井風のファーストアルバム。 日本人離れした音楽センス、あまりにも自由に弾きこなすピアノの腕、クレイジーなくらいずば抜けた作詞作曲、そして甘いルックスと、喋れば岡山弁丸出しの田舎少年、というギャ…