Wi-Fi飛んでる? 神さまって信じてる?

音楽・マンガ・映画・その他 いろいろ感想をメモしておくブログです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年 感銘を受けた作品選 [作品・その他 篇]

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2019年 感銘を受けた作品選 [MV&広告 篇]

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2019年 感銘を受けた作品選 [VTuber 篇]

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2019年 感銘を受けた作品選 [今年の傑作 篇]

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2019年 感銘を受けた作品選 [リスト]

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戸田誠二『egg star』

★★★★★ この世に同じ作家さんは二人といないから、「戸田誠二は特別な漫画家だ」とは決して言い切れない。でも確かに、確かに「戸田誠二の作品」じゃないと読めない"何か"があって、「Making World」からずーっとここまで伸びている光があって、そしてこの『e…

青色イリコ『ハナチュウ 完全版』

★★★★☆ え、やばいこれ、めっちゃ好き!!! 『9時にはおうちに帰りたい』の青色イリコの最新作? なのかと思って手に取ったらどうやら一番古い作品の完全版とのことで(この辺りの経緯がよくわからない)、『9時には〜』の時に片鱗を見せていた、すごく絶妙…

山田金鉄『あせとせっけん』5

★★★★ 本当に絵が変わってきた。1〜2巻からどんどん絵柄が変わる漫画家さんは星の数ほど居るけれど、久々にリアルタイムでそれを経験していて不思議な感じがする。そしてやっぱり大人のためのマンガだ……電車通勤してる都内の20〜30代の会社勤めのひとがスマホ…

山田金鉄『あせとせっけん』4

★★★★ あれ、絵が変わった? と思ったら今巻からフルデジタル作画になったらしい。逆にこれまでアナログだったの!? 新千歳空港が出てくるのがちょっと嬉しかったです。

久住昌之・谷口ジロー『散歩もの』

★★★★ あの『孤独のグルメ』コンビによる「もうひとつの作品」。ご存知のとおり『孤独のグルメ』自体単行本が2冊しか出ていないので、この黄金ペアの著作はそもそもこの世に多くない。それだけでも貴重な一冊です。 テンションはほぼ『孤独のグルメ』(設定は…

くずしろ『兄の嫁と暮らしています。』6

★★★★☆ あぁ………(語彙力)。百合漫画として本作最高得点をまたしてもマークしただけでなく、26年生きてきた人間が、17年生きてきた人間が、ただ紙に印刷されたキャラクターとしてでなく、何層にも何層にも深く重なって“みえ”て、そしてまた新しい1日、1時間、…

Cuvie『絢爛たるグランドセーヌ』4〜6

★★★★ 百合。/もう、一気読みしてしまうのが勿体無いくらい面白い。「置いてかれないでね?」ってスピードで奏の身長も眼差しもめきめき伸びていく。サブキャラも含めて、その成長にちょっと戸惑うこともあるけれど(さくらもまだ12歳なんだよな?)、この「…

Cuvie『絢爛たるグランドセーヌ』3

★★★★☆ めっっっっちゃええやん!!!! わかるよ、直前にいいもの見てると感情ごと完璧に影響受けちゃったりするよね……そういう失敗はやっちゃうよね……。そしてクリエイティブのロマンティックを全編でたっぷり描いていてマジで大好きになっちゃった。似たも…

Cuvie『絢爛たるグランドセーヌ』1〜2

★★★★ たまたま仕事でバレエを調べていたら、いつものサイトでバレエ漫画が1〜2巻無料だったのでシナハン(?)代わりに読み始めたら面白すぎてびっくりしてしまった。まっすぐで明るい主人公・奏や、彼女をバレエに目覚めさせるお姉さん・梨沙、共にプロを目…

日坂水柯『むねのうちには』1

★★★☆ 『白衣のカノジョ』の日坂水柯による新連載。ちょっと表紙が扇情的すぎて(いや、そういう中身ではあるのだが)アレなのですが「胸の大きい女性」をまじめに題材にしたラブストーリーで、ほえぇぇ女性大変だ…!と平凡で退屈な感想ですがその点では何度…

山口つばさ『ブルーピリオド』5

★★★★ 前巻から一転して青春モノに。やっぱ龍二は(最初っからだけど)ちょっとマンガじみ過ぎててこの物語だと浮いて感じちゃうかな。も、そうだし、まだまだコイツ裸になってねーし。 個人的にはこのままあと1~2巻でパッと終わると(つまり、合格か不合…

山口つばさ『ブルーピリオド』4

★★★★★ すべての答えが見えた気がしても、寝て起きたら何もかもがなくなっていて、だけれど進む、進む、進む。たくさんの示唆、美術を続ける意味、課題と自己表現に立ち向かう苦しさ、快感が、とてつもなく見事に言語化されていて、絵になっていて、全てに圧…

柳本光晴『響〜小説家になる方法〜』11〜12

★★★ なんかちょっとづつ推力が落ちている気がするシリーズ。響のバイト編は面白かったけれど、ならもうちょっと柴田を掘り下げて欲しかった感じもするし、漫画家とはある種の知恵合戦になったほうが楽しかっただろうし(暴力設定はそのままでよくて)、途中…

ヤマシタトモコ『違国日記』2

★★★★☆ ヤマシタトモコの描く女の人は、顔がごつごつしているから、好き。

ヤマシタトモコ『違国日記』1

★★★★★ 長いシリーズのはじまりの、最初の70ページでもう号泣。ファミレスで大号泣。いちどスイッチが入ると二人が焼けたトーストをつついたり千切りにしたキャベツをやりとりしてる、セリフすらない(腹立つくらいふざけたオノマトペはついてるやつ)1コマで…

山田金鉄『あせとせっけん』3

★★★★ 時々、ものすごくいいカットが挟まるんですよね。特に人の話を聴いてるときの表情とか。設定やえっちさで引っ張れる期間が過ぎてきたことを筆者も認識していて、かなり大きな一歩で次のステージにまで踏み出した第3巻。読んだ時のボリュームや充実感は…

峰浪りょう『溺れる花火』

★★☆ 同じ作者の『ヒメゴト〜十九歳の制服〜』って作品がもう本当に本当に大好きで(マジで青春漫画の大傑作だと思います)、次の作品にあたる『初恋ゾンビ』もとても評判がいいらしくebookjapanの半額バックキャンペーンで全巻大人買いして、さあそれなら先…

西原梨花『落ちてるふたり』

★★★ 絵がとても良くて、きれいなペン画や可愛らしい表情を最後まで楽しめた。会話の雰囲気も好き!ただストーリーは、登場人物増えた割りにフワッとしたまま終わっちゃったので……。でも絵は本当に可愛いです。 絵柄的に、本来はもうちょっとディープな内容を…

とよ田みのる『金剛寺さんは面倒臭い』4

★★★★ 相変わらずクレイジィな第4巻!「漫画」の次は「雑誌」をターゲットに、まさかのホンモノの掲載誌でゲームブック方式を展開した(らしい)「多世界解釈」には度肝を抜かれた。こうなるといよいよ乱丁とかも「演出かな?」ってなってきそうで実に油断な…

九井諒子『ダンジョン飯』8

★★★★☆ 気づけばこの物語は、最初っから、ばらばらの民族・生き方・カルチャーが、寿命の長さすら途方もなく異なる人々が、「食べる」というキーワードの元に集い、ぶつかりあい、解りあい、共に力を合わせることを描き続けていた。いまの時代、いまの日本、…

the pillows『王様になれ オリジナルサウンドトラック』

★★★★ the pillowsの30周年企画であるオリジナル映画のサントラ。映画自体はまだ観てないけど。※映画のレビューではなくサントラの感想です! さわお書き下ろしの劇伴がいい。ピアノとエレキギター中心のシンプルな演奏だけど、しっかり世界があって、メラン…

KMNZ『KMNVERSE』

★★★★☆ 2年近く活動して、ようやくのアルバムで、何で8曲!? 20分チョイしかないじゃん!? もうデモEP作ってるステップじゃないでしょお!? 100歩譲っても「Augmentation」と「Home Sweet Home」入れたら10曲になるじゃん*1!? ていうか配信限定!!?? …

Brandi Carlile『by the way, I forgive you』

★★★★★ 「Party Of One feat. Sam Smith」で初めて知った、ブランディ・カーライルのアルバムを借りてみた。(以下の動画はワーナー公式アップの日本語字幕付きです) 単純に、10トラック全てがいい曲。性差別と闘う人々へ<好きに言わせておけばいい/笑い者…

赤い公園「凛々爛々」

★★★★☆ 新しいヴォーカルも無事見つかって、去年春くらいから再始動した赤い公園。ぼくは赤い公園の全部の曲が好きというわけではないのですが、「NOW ON AIR」(自分が脚本賞をいただいたシナリオ『HEART NOW ON AIR』の題はこの曲からとった)、「KOIKI」、…

ユニコーン『UC100V』

★★★☆ オリジナルとしては3年ぶりのアルバム。 電大メンバーの曲がかなりゴリゴリのハードロックで攻めていて、全体的にアゲアゲなナンバーが揃っている。一方奥田民生の曲はいい意味で気が抜けていて、それがアルバムのよいアクセントになっていた。個人的に…