Wi-Fi飛んでる? 神さまって信じてる?

音楽・マンガ・映画・その他 いろいろ感想をメモしておくブログです。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

阿部共実『潮が舞い子が舞い』3〜5

★★★★ 「しかしこのマンガはあれだな。読んでも意外に感想がまとまらないな」「まとまらない?」「ひたすらずーっと会話だけだ」「まぁそうだね」「延々とカンバセーションだ。ダイアローグだ。ハブ・ア・トークだ……」「全部同じ意味だね」「人がしてるただの…

金田一蓮十郎『ライアー×ライアー』1〜3

★★★★ ebookjapanの無料キャンペーンで読破。「そんな無理な設定どうやって引き伸ばすねん!!」という荒唐無稽なシナリオを、なかなかどうしてしっかりドラマにして展開させているのだから面白い。こんな主人公嫌だけどな!!! 沼じゃん!!! でも、こうし…

桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』4

★★★☆ 猛烈なスピードで仲が深くなっていく二人。恋に無邪気で、実はあんまり深く考えても悩んでもいない(ように思える)山田に対して、ものすごく真摯に真剣に向き合い続ける市川が印象的な第4巻。なんか二人のそういう所がアンバランスすぎて今後うまくい…

小坂俊史『平日休みの堀出さん』

★★★★ 共働きでなかなか休日の合わない夫婦が、ときたま訪れる「平日休み」を「全力」で遊び尽くす、という小坂俊史の最新作。 「遠い街のショッピングモールをひたすら回る」「山奥で二人ロックフェス開催」「24時間カラオケ」「ティッシュ配りバイト」など…

志村貴子『おとなになっても』4

★★★★ ふわふわ、ゆらゆら、宙ぶらりんの思考が、それでも日々をゆっくりと進めてゆく。ジャンルや、物語の定形にとらわれていない、本当に「志村貴子」としか表現できないこの感じ。ああ、大好き。/たまたまこの記事を執筆しているところで、東京地裁が同性…

奥山ケニチ『ワンナイト・モーニング』4

★★★☆ 引き続き、ほぼワン・シチュエーションのみで展開する素朴な作品集。バッティングセンター回みたいな変化球がもう少し読みたかったような気もした。夏祭り回はなぜか女性側に感情移入して読んでしまったな……。

吉本浩二『定額制夫のこづかい万歳〜月額2万千円の金欠ライフ〜』2

★★★★☆ 「こづかいも残ってるよ!今日は服を買いに行くぞ〜!」「オー!」って回の2ページ目でユニクロもしまむらも通り過ぎるコマからいきなり面白すぎる。ほんと面白すぎる……。待望の収録となったステーション・バー怪人なんて狂気の入り口に過ぎないんだよ…

山口つばさ『ブルーピリオド』9

★★★★ いわゆる「職業モノ」的な美術教育の要素が、しっかり登場人物の葛藤に接続されているし、ルポルタージュ的な一面も、ストーリーの骨組みにがっちり組み込まれていて、その構成の妙も読んでいて心強さすら感じる第9巻。相変わらず面白いです。/猫屋敷…

くずしろ『兄の嫁と暮らしています。』9

★★★★ 割と“最終コーナー”のキーマン(いや、キーヒューマン)なのかな、と思えるハイジさんが意外と早く片づいちゃいそうで意外。さあ、次はいよいよ二ケタ巻。

2020年ベスト・ソング・アルバム

2020年のマイ・ベスト・アルバム。例年と同じく「2020年に聴いていた曲」から選んでおり、2020年の新譜のみでは構成されていない。CD音源がない楽曲もあるので、あくまで「脳内の最強のプレイリスト」です。 2019年ベスト・ソング・アルバムhttps://memos.ha…

2020年Vocaloid楽曲セレクション(Nicobox 2020)

恒例になったニコニコ動画チョイスからのボカロ曲セレクション。もっと積極的にアクセスしてるHoneyWorksとかは除外しています。 01.キミペディア / Junky イントロ力。 02.One Room / 歩く人 03.Henceforth / Orangestar 2年間の宣教師活動を終えて、思った…

ときのそら『My Loving』

★★★☆ ときのそらのミニアルバム。 様々なタイプの楽曲に挑戦した『Dreaming!』から一転して、良くも悪くも「アイドルポップ!」なキラキラ&キュートの世界へ振り切った感じ。AZKiとのデュエット「刹那ティックコード」も単にカッコイイ曲というよりは、アイ…

Gang Of Youths『The Positions』

★★★★ Gang Of Youthsのファースト・アルバム。 さすがに傑作『Go Farther in Lightness』よりは粗削りな部分があるものの、インディ・ロックの気迫、壮大なサウンドスケールはそのままで、うっとりするような聴き心地だった。前のめりなドラムもなかなかユニ…

Taylor Swift『folklore』

★★★★★ テイラー・スウィフトってぜんぜん興味なかったんですよ。「オーヘブンヘブンへブーン」のひと、もしくはEnjoy Music Clubの曲名、くらいのイメージしかなくて。それくらい流行りの洋楽には疎いのですが……。 もう、びっくりするぐらい好みのサウンドで…

Mrs. GREEN APPLE『Attitude』

★★★★☆ 人気絶頂で突然の活動休止。SNSも全削除という「攻め」の姿勢で驚かされたミセスの、実質、現段階で最後のオリジナル・アルバムとなった1枚。 柾花音のカヴァーで印象がガラッと変わった名曲「Attitude」を皮切りに、鬼気迫るほどの不安・迷い・クリエ…