★★★★
言葉も文字も、紙を埋めつくさんばかりに羅列されまくるクセに、本当に伝えたい言葉も本当に伝えたい感情も本当に形にしたい想いも、何ひとつ具現化されることはなくて、でも間違いなく、そこには“それ”が“ある”のだ。「ある。よねぇ」と、小声で確かめ合う人たちのための、ささやかなギャグマンガ。/車崎くんと後谷さん、という“マイノリティ”の描かれ方がいい。そして「生きるということは素晴らしい」という名の募金、に感じられる欺瞞。とはいえ、<だからなんだって話なんですけど>。
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言葉も文字も、紙を埋めつくさんばかりに羅列されまくるクセに、本当に伝えたい言葉も本当に伝えたい感情も本当に形にしたい想いも、何ひとつ具現化されることはなくて、でも間違いなく、そこには“それ”が“ある”のだ。「ある。よねぇ」と、小声で確かめ合う人たちのための、ささやかなギャグマンガ。/車崎くんと後谷さん、という“マイノリティ”の描かれ方がいい。そして「生きるということは素晴らしい」という名の募金、に感じられる欺瞞。とはいえ、<だからなんだって話なんですけど>。