Wi-Fi飛んでる? 神さまって信じてる?

音楽・マンガ・映画・その他 いろいろ感想をメモしておくブログです。

冬目景『空電の姫君』2

★★★★

筆者ももちろん後書きで記しているけれど、ここで描かれている音楽文化が今まさに死に、過去の産物になろうとしている事実には胸が引き裂かれそうになる。これが日本で最期のライブバンドコミックになるのかもしれない。

登場人物たちのトラウマが一つづつ明らかになりながら、物語はぐんぐん前へと進み始めています。もう通算5巻目なのでこれくらいのスピードは欲しいなという気持ちと、まだまだ終わらせないで欲しいという気持ちと……。

しかし、撮る人の言いなりになっちゃってMV撮影するエピソードはなんだか共感性羞恥が湧いてムキーッてなった。さて自分が感情移入したのは、撮られる側だったのか、それとも(ぜんぜん周りを見れていない)撮る側だったのか?