★★★★☆
ええやん！！！！
あらあら、あらあらあら！？！？ いいぞ！？！？ 「フロップニク」とか、「常夜橙」で描いていた歌詞のテーマが、それでもちょっとボンヤリしていた内容が、ここでぐっとクリアに、そして直接的に……モチーフそのものへちゃんとカメラを向けたような歌になっている。日々のやるせない、どうしようもない、その無力感への救いを＜その時はどうか 思い出しておくれよ／あの113号室を この113号室で＞って言葉に収めたのが素晴らしいセンスだ。そう、同じなんだよね。あの113号室も、この113号室も。
ちょっと自分の中で、PEOPLE 1の重要度がさらに一段階アップした感がある名曲の誕生。シングル曲というよりは、こう、アルバムの３～４曲目に流れてきて「おおっ！」とくるタイプのやつだけれど、こういう曲をさらっと出せるバンドは間違いなく実力派。2021年が*1めちゃ楽しみになりました。変わらずこの113号室で、待ってます。
*1:2020年12月26日執筆現在。
