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全人類"以外"待望。シリーズ最新作にして #ファイアボール最終章『ゲボイデ=ボイデ』全10話は、2020年11月に第1話から第5話、12月に第6話から第10話を #ディズニープラス と #ディズニー・チャンネル で配信&放送開始。声の出演:神谷浩史、川庄美雪。詳しくは公式サイトで https://t.co/H69Z1YNLNx pic.twitter.com/KrzUQ58fFJ
— Disney ファイアボール (@disneyfireball) 2020年10月15日
ディズニーチャンネルで配信された『ファイアボール』シリーズ第四弾。ミニシリーズの3期からは3年ぶり、フルシリーズとしては実に9年ぶりの新作! そして、最終作となった。
箱入りお嬢様と甲斐甲斐しい執事による言葉遊びのようなナンセンス会話劇は相変わらず楽しい。2期が少々難解な内容になっていたこともあって、二人のシンプルなやり取りは1期『ファイアボール』を彷彿とさせるのも嬉しい。そして今作は、これまでにはなかったメタフィクションなギャグのオンパレードが特徴で! アイデアもいちいち良いのですが、ひとつひとつの出し方・演出がすばらしくスマート。センスがいいし、もちろんゲラゲラ笑わせてもらって、そしてそれらが、全部ラストへの伏線になっているのがもう……うまいんだよなぁ、相変わらず。今回もしてやられました。12年間引っ張った『ファイアボール』シリーズのストーリーがバシッと完結するものでは決してないのですが、シリーズを通して伝えようとしていたテーマを初めてはっきりと言葉にし、さらにストレートにアウトプットしたという意味では、確かに最終作と銘打たれるだけあるのかなと思った。でも、まぁ、ここまで表現してしまった「からこそ」、『ファイアボール』の本当の続きを作って「も」いいんじゃないかな〜なんてな〜。
<怖いから勇敢になれるのよ 空想してみせて!>