★★★☆
あとがきを読むまで、この物語が何を描こうとしているのかピンと来なかった。なるほど。「こんなに何も感じないってある!?」と思うくらい、完全に自分の外側にある葛藤のストーリー……とはいえ、その物差しをあてがえば、確かにしっかりと作られた作品だと思った。
なんか余談ですが(でもそういうブログなので)、昔はBLと百合の違いをちょっと混同していた。今は、ざっくりとだけど、BLは「信仰」の、百合は「憧憬」の物語が多いのかなと思っている。そういう意味で、とっっっってもBLっぽい作品だった。
それにしても、BLってなんでこんな同棲スタートの話が多いのだ? 僕の読んでる本が偏ってるだけ……?